J.Micheal Tenor

  • 2011.03.12 Saturday
  • 17:33
J.Micheal(ジェイ.マイケル) Tenor

やってしまいました!あの J.Micheal入手しました!
入手先は渋谷のいつものお店です。

オフの日恒例になっている渋谷へ向かう車中、ヤマハ82Zテナーを手放してしまって一台のみになってしまったテナーのサブというか‥・自宅用にもう一台欲しいなって思い意気込んで入店。
希望的な観測だと5万円前後までの予算で・・・・・そんな都合のいいモノ有るわけ無いよなぁ。

お店に着くなり、早速格安のテナー無いか訪ねた所、「丁度あるんですよ。」K氏が指差す「これです。」ガラスケースの下段の一番端っこにこのお方が鎮座しておられました。

最初は桁を一つ間違えたと思い「なんだかんだでもやっぱ10万円すんだぁ〜。」なんて言ったら、「良く見てください、ブランドはジェイマイケルですよ。なので9,980円。」
何がな・の・で・なのかは良く分からないが、まぁ感覚的に分かる。

中古とはいえ9,980円オブジェとしても納得できるプライス!
値段にも驚いた・・・・けどJ.Michealですよ?何といってもサックスの世界では異端児のコピー天国中国製。
悪名も高くOKwave当たりでもコキ降ろされているブランド。
日本人の国民感情も多分に含まれた偏見も有るでしょうけど。

若い皆さんはご存じないでしょうが日本も60年代辺り〜80年代辺りまで世界中から同じ様に見られていた時期も有るんですよ〜猿真似日本なんて時代‥‥有ったんですけどね。

そうは言ってもやっぱり使い物になるのか??正直気になる所です。
衝撃プライスでも一歩おののくJ.Micheal(J.Michealお使いの皆さんスミマセン)。
ウ〜ンって唸る事5秒、俺「試奏していい?」K氏「どうぞ」

変な匂いのする中古セルマーC*のMPとメーカーは分からないがリードを借り、首に思いっ切り食い込むストラップも貸して頂き早速試奏してみる。


J.Micheal テナー 型番年式不明

まず手に持ってみる・・・・有るべき所に必要なキーはちゃんとある。
キーアクションは少し硬め、セルマーSERIE2より少し硬いレベル。
パコパコ動かしてみると開かない所は無い、動きが悪い個所も特に無し、張り付き無し。
良く見ると錆びも無く殆ど使用した形跡もなく綺麗。
スプリングは白っぽい、セルマーやヤマハの様に黒くて焼入れはしていないのかも、恐らく錆び易いかもね。材質まではわからない。もしもステンレスだったらラッキー。
J.Michealのイメージ通りだともっと酷いものかと思ったが、一通り目視でチェックする上では、そんなことは無さそうでまずはひと安心。


申し訳程度だが一応彫刻が入ってる。


次に防音室に入って試奏。
低音E♭がいきなりスルッと出た。当たり前と言えば当たり前なのかもしれないがここまで普通だとは思わなかった。
一気に色々吹いてみると追従性も問題無い、音程も結構まともなんじゃないのか?
オクターブキーの裏側に付くコルクも、わざわざメタルキャップの保護管にコルクが収まり半田付けされてしっかり付いてる。
香港製の廉価モノだとこの部分コルクすら付いていなくて、オクターブキーのストッパーが効かない状態で、押し込み過ぎた時折れてしまう様なモノも見受けられるが、J.Michealはこの細かい所もシッカリ作っている、さすがコピー天国!っていうかメタルキャップはJ.Micheal発オリジナルではないのか!?
その他コルクが付いていない所も無い、まぁ一通り付いてる。
中国製との先入観を差し引いても特に手抜きしているような個所も無く、むしろロゴを見なければヤマハ製と言われたらそう思ってしまいそう。


おそらくプラスティックだろうがキーに貝調カバーも付いてる。


店先で5分程だが吹いて見て、特に破綻は感じなかったので結局お持ち帰り決定。
ローリスクな値段でもあるし・・・・・

早速自宅に着いてチューナーをネックに挟み、音程チェック。
MPの差し込み深さは至って普通の位置(コルク終端が1cm位空く程度)で収まった。
全てのキーの音程を半音階づつチェック・・・・・針は全ての音階でほぼ中心を指す。
これってもしかしてヤナギサワやセルマーのアルトより優秀!?
噂よりもはるかに音程が安定しているのには驚いた。

落ち着いて色々フレーズを吹いて見ても、なんら問題は無い。
強いて言えばキーが少し固め、オクターブキー横の3本の一番下に付いているレバーキーの位置が少し低い、でもこれ位はすぐ慣れちゃうと思う。
パームキーのプラスティック製のクルクル回る奴(名前わかりません)が追従性は悪くないが指のスライドに対して節操無く回りすぎて少し安っぽい、セルマーやヤマハ当たりだとオイルダンパーを押す様な適度な抵抗があって心地良いのだが‥‥まぁ既存の慣れの問題で許容範囲だけど・・・・・機構としてはしっかり機能してるので無問題。


J.Michealのロゴ、ネーミングがダサすぎ・・・・もう少し考えた方が・・・・
ちなみにロゴの下には「JAPANESE TECHNOLOGY」と彫ってある。

噂ほど悪くない、むしろシッカリ作ってあるし、十分実用に耐えそう。
金属の重量感もあってjubilleeよりも重い分、重厚な音が出るからさらに驚きだ。
金属の値段が上がっている昨今、9,980円はもしかしたら材料代にもならないのでは無いだろうか‥‥。
しかも今回はあくまで練習用のサブ機としての割切りで使うつもりなので、そういった意味では十分だと判断出来た。

皆さんもサブ機にJ.Micheal1台いかがですか?
いやいや新品でとは言いません!もし中古で格安だったら買いかもしれませんよ。
ただし試奏はシッカリしてくださいよ、あとの責任、俺は持てませんけどね・・・・・

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